【菜乃】
「はい、おしっこ終了……いっぱい出たみたいだね」
【武晴】
「……我慢してたからな。それじゃ、終わったんだし早く離れて……」
【菜乃】
「ダメ。だって、まだ出したいものがあるみたいだし……」
そう言って、楽しそうに微笑むと……再び菜乃は肉棒を強く掴んだ。
そして、左右に弱く捻りながら親指で裏筋をくすぐってくる。
【武晴】
「も、もう出して欲しいものなんてないって……!」
【菜乃】
「そう? なら、この透明なものはなに?」
菜乃の熱っぽい視線を受けて、俺も下腹部に目を移す。
するとそこには、わずかな先走りの精液を零している肉棒が見えた。
【菜乃】
「これで分かった? 兄さんは……白いオシッコも出したいんでしょ?」
【武晴】
「まさか、お前!! そ、それはダメだぞ! 俺たちは兄妹なんだから!」
【菜乃】
「関係ない。わたしがやりたいの……妹が兄のお世話をするのは当たり前だと思うし」
【武晴】
「お世話って、でもこれは……」
どこかズレた理論を押し付けると、菜乃は再び手コキを開始する。
【武晴】
「やめろ、馬鹿! 俺は……こんなとこじゃ……うああっ!」
切羽詰まっていた尿意が引いた分だけ、指の触れる感触がより鮮明に感じ取れてしまう。
俺は何とか菜乃を離そうとするが……まるで魔法にでも掛かったように動けない。
【菜乃】
「ここはトイレだから、何を出しても問題ないでしょ? 例えば、白いオシッコとか……」
【武晴】
「なっ!」
【菜乃】
「あ……今チ●ポがぴくって……動いたわよ」
【菜乃】
「今の反応で兄さんが期待してるのがわかった……ちゃんと射精するまでお世話してあげるからね」