極上の女たち 第一回

更新一番乗り! みんなの妹、堀川四織ことシオちゃんだよ!

決戦は木曜日! あなたのメイド、ドナースタークです! さてさて全裸待機していた皆様お待たせしました!

今日からタイトルがアレな紹介コーナー『極上の女たち』が始まるよ♪

登場キャラクターを一人ずつ、あらゆる視点でクローズアップしていきますので、最後までお付き合いくださいね♪

……ところで、ドナちゃん、司会ってこんな感じでいいのかな? こういうの初めてだからイマイチ不安だよ

ご心配なく四織様、いざとなったら私が脱ぎますから!

ドナちゃん、いきなり暴走してない?

でも私メイドですから、あなたのシモベですから!

わわっ! いきなり脱ごうとしないでよ! ここはそういうコーナーじゃないんだってば!

すみません、メイドだけにサービス精神が先走ってしまいました。ドナースターク反省。さ、この鞭でいかようにも罰をお与えください

しないよそんなの!

あれ? オシオキしないんですか? その優しさだけで、もう好感度急上昇です

ん~~なんか、ドナちゃんと居るとそこはかとない不安が……どういう人生すごしたらここまで自分を捨てれるんだろうなあ……

と言うか、そろそろ前座の漫才は終りにして紹介をしましょう。ここはそういうコーナーですから

え? まさか今までのわざとだったの?

ご主人様が登場する前に、場を暖めるのもメイドの仕事です♪ 私、人格はアレですけど出来るメイドですよ!

と言う訳で、第一回はこの人だよ! どぞ!

初めまして、ヴィッターハイムの公女。リーゼロッテ・ヴィッターハイムよ

やったー! お姫様だー!

私の主君、リーゼロッテ殿下であらせられます。ささ、姫様ずずいと前のほうへ

ご苦労様ドナ

う~~ん、優雅な立ち居振る舞い。これぞお姫様って感じだね

説明いたしますとヴィッターハイム公国は欧州のとある山国で、未だ王政が残る歴史と伝統の国なんです

王様……ってあれだね。ギロチンをかけたりかけられたり

そんな物騒なことはしませんよ?

最後の絶対王政とか言われてるけど、別に搾取しているわけじゃないのよ。ヴィッターハイムのような小国だと、議会を作るより王政のほうが効率的だし

なるほど! 後半難しいからあんまりよくわからなかったけど!

姫様はその由緒あるヴィッターハイムの第一公女様であらせられます。もはや絶滅危惧種である青い血をひく貴族様ですよ

さ、四織。なんでも聞いて頂戴

はいはい! お姫様ってことは魔法は使えますか?

残念だけど、私はそっちのほうのプリンセスじゃないのよ

え~~使えないの?

大丈夫です四織様、女の子は可愛いだけで恋の魔法使いなんですから!

…………

あ、痛い! 無言で頭をグリグリしないでください! あ、いでででっ! マジで痛っ!

今の何なの?

この娘ってすぐに調子に乗るから、定期的にオシオキするようにしてるの

うわあ……ドナちゃんの労働条件ってハードだなあ、超絶ブラックだよ……

これも躾けよ。主人はメイドを監督する義務があるの

流石にお姫様だけあって、支配することに慣れてるなあ……

お気をつけください、この方ドSですから……あ、痛い痛い、姫様! もう少し手心というか……

気にしないでね四織、いつものことだから

それじゃも一つ質問! リーゼちゃんはどうしてウチで居候しているの? お姫様がホームステイするにしても、場違いみたいだけど

それはね、英次(主人公の名前)と婚約したためよ

でも庶民のお兄ちゃんとリーゼちゃんじゃ、釣り合わないと思うんだけどな

当然、お父様には反対されるでしょうね。でも、私の国ではキスは婚約の証だから誰も文句は言わせないわ。既成事実は作ったほうの勝ちなのよ

アグレッシブですね姫様。流石です!

お姉ちゃん(郁乃のことです)といい、リーゼちゃんといい、どうしてこうみんな女の子の本能が強いんだろ

英次は私の夫になる相応しい人物だと思うのよね。ただし、そのためには隣にいるあの女が邪魔なんだけど

それっておもいっきり、お姉ちゃんのことだよね……

いつか一対一で決着をつけるわ。もちろん、その戦いはこのリーゼロッテの勝利で終わるのよ

女の闘争本能に火がついてますねー、姫様もここらへん負けず嫌いですからちょっとややこしいですよ?

まあ、苦労するのは間に挟まってるお兄ちゃんだと思うけど……大変そうだから、後で肩揉んであげよっと

私に関しては、現時点ではそれくらいかしら

はいはい、よくわかりましたー!

と言う訳で、こんな感じで次回も色々紹介していきますよー!

次回の更新をお楽しみにね、バイバーイ!

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