隠津島神社の男の娘巫女。
独特のダウナーな雰囲気を持ち、
その空気がカリスマとして箔を与えている。
勘が非常に鋭く、神をおろす憑巫としての能力がある。
明日の天気や魚群の到来を当てることができるため、村民からは神性の巫女としてかなり重宝されている。
その一方で、自分の能力にはあまり好意を抱いてない。
巫女としての立場を自分に押し付けてくる村の伝承や神話に価値を見出せずにいる。
時々、神としての人格が入れ替わる。
そのため、神の代理人として島の連中から崇められるのは自分でも諦めている。
島の雑事に構わず、一人で出て行った響のことがちょっと羨ましい。
響にとっては親戚だが家の関係でちょっとしこりが残っているため素直になれない。
CV. 鈴谷まや
生意気な男の娘。主人公の後輩。
よく巡にいじられては仕返ししようと躍起になるがその度にやり返され、
やられ返されと終わりのないやりとりを演じている。
七生のことを姉のように慕っており、七生も出来の悪い妹として響を可愛がっている。
巡に対しては血縁ということもありなかなか素直に仲直りできない様子。
一年ほど前に進学のために島を出る。
主人公の後輩。学部は違うが同じ大学であり、推薦枠で入学した成績優秀者。
弁護士を目指して勉強をしている。
法学部に在籍し周囲からも将来を嘱望されている。
案内役として一緒に隠津島に赴くことに。
CV. 桜川未央
ふわふわ髪が印象的なおっとりで癒し系なお姉さん
ロシア人の血を引く美人。
島長の家に生まれるがよそからの血が入っているため、排他的な島では敬遠の対象になっている。
本人は持ち前の明るい性格で人間関係を円滑に保っている。
過疎化が進み、島の年寄り連中が諦めている姿をはがゆく思い、NGOを立ち上げ海産物を売り込んだり島の自然を利用したエコツアーを催したり、日々村のために働いている。
普段は面倒見がよく優しいお姉さんキャラだが感情が昂ぶると九州弁となり拳での制裁も辞さない。
太古の儀式を再現するため、巡と島に渡ってから消息を絶つ。
CV. 手塚りょうこ
植物の植生を調べるため村にやってきた都会の大学院生。
研究一辺倒の生活を続けていたため、女の子とまともに喋ることが出来ない。
響と一緒に隠津島に赴いたところで、暴風雨にあい遭難してしまう。
普通に接してくれるヒロインたちを見て、自分に自信が戻ってきたがそれは大いなる幻想に過ぎなかった。