第一回

第二回

第三回

第四回

第五回

第六回

第七回

【湊】
「更新は、忘れた頃にやってくる!」

【海音】
「皆様お久しぶり、『妹たちとの遭遇』第七回ですわ♪」


【ゆかり】
「さて、本日の更新は……」

【円】
「人気投票1位の円です」

【海音】
「大激戦だった人気投票についてです……」


【湊】
「ちくしょう! あと一歩だったのに」


【海音】
「いいじゃないですか湊お姉さまは2位なんですから。どうせわたくしは万年四位ですわ………


【湊】
「急にトーンが下がったね。久しぶりの更新なんだからテンション上げていこうよ」


【海音】
「はあ……どうせわたくしは不幸が似合う女……演歌を背負った渡り鳥……」


【湊】
「あ、海音ちゃんが壊れた。相当ショックみたいだねこれ」


【海音】
「場末の酒場で地道な営業を続ける売れない新人歌手、それがわたくしです……」


【湊】
「なんか今日の海音ちゃんって、後ろ向きだね」


【ゆかり】
「ちょっと確かめてみるわ」


【ゆかり】
「海音、整数を1から順に数えてみて」

【海音】
「−1、−2、−3、−4……」


【ゆかり】
「ほら、後ろ向きね。ちなみにマイナスも整数のうちだから答えとしては間違ってないわ」

【湊】
「病んでるなあ、それが売りなんだろうけど……」


【ゆかり】
「ま、それはともかく確かに湊は大躍進だったわね」

【湊】
「へへん、やっぱり私は可愛いんだよ。湊人気に嫉妬しちゃう?」


【ゆかり】
「そうね。今からでも遅くはないわ、潰しておこうかしら」


【湊】
「何時の間にやら友情の危機! って言うかその笑顔がめっちゃ怖いんですけど! 海音ちゃんヘルプミィ!!」


【海音の手紙】
「ちょっと、日本海が見たくなりました。探さないでください」


【湊】
「って、既に居ないし! あの状態で海って危ないよ、マジで!」


【ゆかり】
「それが湊の最後の言葉だった……」


【湊】
「うわ、ナレーション入った! 円ちゃんお助け!」


【円】
「人気投票1位の円です」

【湊】
「ってそれしか言わないつもり!」


【ゆかり】
「はい終了」


【湊】
「うわあああああぁぁぁっ…………」


【ゆかり】
「ふう……これで暫らくは大丈夫……」


【円】
「人気投票1位の円です」



【ゆかり】
「本当にそれしか言わないのね」






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